統合医療110番

メルマガ登録

Gastein

コラム市民講座14(7月28日)〜中村健二先生編

皆さんご存じのストレスは身体の反応ですが、身体が直接ストレス刺激を受けての反応より、多くは「心を介して」何かの刺激をストレスと感じ、身体が反応しているものです。

 ところで「毒」とは何でしょうか?ここでは毒キノコを考えてみましょう。毒キノコは山の中にひっそりと生えています。それだけでは何も悪さをしていません。誰かが取ってきて食べると「毒」だと言われ嫌われるわけです。要するに「食べるヒト」がいてはじめて「毒」と言われる存在になる、と言えます。これは「ヒトとキノコの関係」が「毒」という刺激、ストレスを創り出しているわけです。

 では冒頭の「心を介して」の話に戻ります。この毒の話と重ね合わせてみれば、心がヒトです。この心のありようが刺激=ストレスを「毒」と受け止めるか、味覚を楽しむキノコとなるのかを決めるわけです。

 ホロスコープでは、巷では誕生日から自分の星座が決めていますが、この星座で語られる性格には、まさに自分の「心」を知る重要なヒントが含まれています。「相性が良い悪い」という言い方が示すように、同じA氏でも、受け入れるヒトの「心」のありようで良くも悪くもなる。普段、出会うヒトと相性が良いのか悪いのかは相当な時間付き合ってみないと分かりません。しかしホロスコープは、この相性の法則、相性の分析に大変参考になるヒントがあり、誕生日を知らなくてもお互いの星座の情報を交換するだけで、凡その見当を持つことが出来ます。相性の中でも「心」の中で重要な機能である「判断する」こと、そしてその基盤となる「価値」をどこにおいているか?ポイントは12星座を3つのグループと4つのグループに分けるところにあります。3つのグループとは、活動、不動、柔軟という活動にかかる性質、4つのグループとは、火地風水といわれる情熱、現実、知識、情緒という気持ちの基盤です。例えば牡羊座(火)と魚座(水)。火は常に創造的に活動し、水は個人よりも集団の和を重視します。火は水をうっとおしいと思い、水は火をわがままだと思います。自分の星座と相手の星座とをみることは、活動の仕方(判断)と気持ちの基盤(価値)の組合せをみることになります。この相性問題は、単に相手のせいではなく自分の立場を映す鏡になっています。原因がみえたところで冷静に相性問題を考える知恵が出てくるものです。 

一般社団法人 がん治療設計の窓口 医療相談部長(医学博士) 中村健二

コメントは受け付けていません。